ブログ「エストニア共和国より愛をこめて」を読んで、オーストラリア留学中の私が思うこと

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こんにちは!オーストラリア留学中のもふみやです。

いつも私のブログを読んでくださり、本当にありがとうございます。

 

今回は、私が最近読んでいるお気に入りのブログについて、のんびりとお話できたらなと思っています。

 

私がお気に入りのブログを見つける時は、いつも直感的に「あ、このブログいいな」と感じるのですが、この記事を読んでくださっているみなさんはどうですか?

 

私は大学生なので論理的に考えるということが、とても大切になりますし、実際、ほとんど無意識ですが、私も勉強するときには論理的に考えています。ところが勉強以外のことに関しては、完全に「感覚派」なんです。論理的に考えてどうかより、好きかどうかが大事なんです。

 

だからブログに関しても、それがいいブログなのか、悪いブログなのかを考える前に、ほとんど直感的に「ああ、このブログ面白い!」と思うかどうかが、私にとってポイントとなってくるわけです。

 

ふらふらとブログ巡りをしていると、書き手さんの文体だったり、記事そのものの内容だったり、ブログ全体の雰囲気だったり、いろんな要素が混ざり合って、「ああ、このブログいいな、面白いな」と思うものが、たまにポンッと出てきます。

 

エストニア共和国より愛をこめて」もその一つ。

 

私自身がオーストラリアの留学生ということもあって、ちょこちょこ日本人留学生が書いているブログを読むのですが、ここ最近は、留学先として比較的マイナーな国にいる方のブログを読むのが楽しみです。

 

共感した記事について、オーストラリアの日本人看護学部生目線で

www.from-estonia-with-love.net

 

このブログを書かれている木野寿紀さんは、エストニアに留学している音楽好きな社会科学専攻の大学生さんです。社会人経験がある方だからでしょうか?記事の内容もしっかりしていて面白いです。

 

私自身に社会経験がないせいか、いろんな方のブログを読んでいて思うのは、人生経験の浅い(私のような)大学生が書く記事よりも、社会でいろんな経験を積まれた方が書く記事の方が、断然読みごたえがあって面白い場合が多いということです。

 

エストニア共和国より愛をこめて」を読んでいて、思わずうんうんと頷いてしまう記事は、留学生目線で日本の未来を危ぶんでいる記事です。

 

日本からの人材流出が今後ますます深刻になっていくのでは、という話 - エストニア共和国より愛をこめて

 

この記事には、優秀な人材がどんどん日本を去っていってしまうであろう理由が書かれています。さらに私のようなそこそこの人材ですら、日本を去ってしまうであろうということも。

 

「え、大陸ヨーロッパに留学したほうが日本の大学に行くより安いの?」「学位を納めたら、その国で一定期間働けるビザがもらえるの?へえ~!」といったことに気づく若者が出てきていますからねえ。

日本からの人材流出が今後ますます深刻になっていくのでは、という話 - エストニア共和国より愛をこめて

 

 

私もまさに、そういったことに気付いた1人です。

 

ヨーロッパとは異なり、オーストラリアの看護学部の学費は、日本の看護学部に行くよりはるかに高かったのですが、卒業後のことを考えると、その学費の高額さも許せるくらいには、オーストラリアに来るメリットがたくさんあります。

 

オーストラリアで看護師になった方が、勤務形態もお給料も断然いいですし、さらに永住権を取得すれば、政府から多くの支援を受けることができます。オーストラリアの永住権は、選挙権を除いて、ほぼ市民権と同じ価があるんです。私は将来、たくさん子供がほしいと思っているので、子育て支援がより充実した国に移住したいと思うのは、当然と言えば当然です。

 

エストニアの医師の7割以上が女性ってほんと? - エストニア共和国より愛をこめて

 

さらにこの記事では、東京医科大学の入学試験における性差別事件を受け、女性の人材流出についても書かれています。

 

今回の報道を耳にして、日本の医学部志望の女性たちはどう思うんでしょうかねえ。 ほんとうの上位層はすでに「日本なんぞはなから眼中にない」くらいなんじゃないかなあ。

医者を目指すくらいのレベルの頭脳の持ち主ですから、英語もできるだろうし海外に目を向けている人たちも多いことでしょう。

エストニアの医師の7割以上が女性ってほんと? - エストニア共和国より愛をこめて

 

私も看護師として数年働いたら、医学部に入って勉強したいと思っていますが、日本の医学部は絶対に受験したくないと思います。

 

ただこのブログで話されている「医学部志望の女性たち」というのは、「医学部志望の女子高校生・浪人生」のことだと思います。私とは違う、かなり頭のいい女性たちのことだと思います。

 

私には彼女たちのような、受験勉強に耐えうる頭脳はありませんし、もし受験勉強ができたとしても、合格できるかもわからない私がこんなことをいうのは、本当におこがましいとわかっているのですが、それでも私は日本の医学部は受験したくないと思っています。

 

理由の1つは、私が日本で働く気がほとんどないことです。

 

人口減少がこのまま続いたら日本の未来はどうなるの? - エストニア共和国より愛をこめて

 

この記事を読むと、日本がいかに未来のない国かがわかります。ぶっちゃけ「こんなにひどい状況なの?!日本?!」って思うくらい酷いです。どこまで本当になるかはわかりませんが、現在の日本における平均的な生活水準を考えると、これが現実だろうなと思います。

 

もう1つの理由は、年齢によるものです。私が医学部に入学できるであろう年齢は30歳頃になるので、それだけで合格するのが困難になりますし、仮に受験者の年齢をあまり気にしない医学部に入学できたとしても、20代前半の学生ばかりという大学の雰囲気や、独特のルールなどに馴染める自信がありません。

 

海外の大学には、日本ほど厳しい年齢制限のようなものはありません。

 

日本では新卒一括採用制/年齢主義という特殊な制度があるので、20代後半や30代前半ですら就職が困難になったりします。ヨーロッパだったらそのくらいの年齢で大学を修了する人はまったく珍しくないですし、仕事をやめて30代や40代で大学に入って新しいキャリアをめざす人も普通にいます。

日本からの人材流出が今後ますます深刻になっていくのでは、という話 - エストニア共和国より愛をこめて

 

私が今、勉強している看護学部にも、私の両親と同年代の人がちらほらいます。留学生のほとんども、私より年上です。

 

だから根本的な問題として、いくら医師になれるチャンスがあったとしても、日本の医学部受験のために勉強をする気はまったく湧いてこないのです。こんなことを言うと、その程度のことに耐えられないのなら、医師になんてなるべきじゃないと言われそうですが、不必要な苦労をわざわざすることはないと思います。

 

同じような挑戦をするのなら、日本の医学部よりも海外の医学部の方が、私に合っているだろうなと思うから、そういう選択をするというだけです。入学するよりも卒業する方が大変っていうのが合ってるんです。学校で勉強することをコツコツやるのは得意なんですが、受験勉強がかなり苦手な性質なもので。

 

ちなみに私はオーストラリアで永住権を取得できたら、オーストラリアか、東ヨーロッパの医学部を受験したいと思っています。英語で医学が学べ、さらに学費が安い医学部です。わざわざ日本の医学部に行かなくても、魅力的な医学部は海外にもいっぱいあります。

 

もし医学部がダメそうだったら、Nurse Practitioner(NP)になるために、大学院に行きたいと思っています。NPは、私が医師の次にやりたいと思っている仕事です。

(注:NPとは、看護師と医師の中間くらいの仕事ができる上級看護師のこと)

 

そんなわけで、日本の医学部を受験するのは、私には無理そうです。

 

ここまで、つらつらと日本の将来が危ういとか、日本の医学部には行きたくないとか、ネガティブなことばかりを述べてきましたが、これでも「絶対に日本には戻らない!」と思っているわけではありません。

 

日本の社会環境を変えられるような仕事ができるなら、日本で働くのもいいなと思っています。例えば、政府の行政関係・教育関係の仕事とか。そんなことができる実力をつけるには、何年もかかると思うのでだいぶ先の話になります。

 

でも日本における女性の働く環境や、子どもの家庭環境・教育環境があまりにも酷いことを報じるニュースを読んでいると、私も何かできることがあればと思うんです。

 

「子どもの貧困」の解決方法として、選挙に参加することを提案する - もふもふ日記帳

 

この記事に書いた通り、今の私にできるのは選挙に行くことくらいしか思いつきませんが、どうも私にとって女性問題・子どもの問題は、大きな引っかかりを覚える話題のようです。大事な子どもたちを蔑ろにしている感じが許せないといいますか…

 

ともかく私は、今までに国からの受けた恩をちゃんと返したい。比較的、恵まれた社会システムの中で教育費や医療費 など、私は生まれてからずっと日本人として生きる恩恵を受け続けています。

 

また、個人からのものにしろ、国からのものにしろ、受けた恩は絶対に忘れてはいけないと、教えられて育ちました。だから今までに受けた恩以上のものを、いつか国に返せたらなと思っています。

 

まずは奨学金の返済からです。ゆうに500万は超えます。日本に海外留学のための奨学金制度がなかったら、私はオーストラリアには来ていませんでした。ありがたいことですね。

 

他のオススメ記事

 

「エストニア共和国より愛をこめて」の記事がすごく共感できて面白いって話から大分逸れてしまった気がしますが、気になった方はぜひ他の記事も読んでみてください。

 

ヨーロッパの学生たちはあたりまえのように政治や社会についての話をする - エストニア共和国より愛をこめて

 

この記事とか、本当に興味深かったです。貼り付けられていた動画に出てくる日本人が、ナチスのシンボルマークを知らなかったのにはギョッとしましたけど。こんなに知られてないものなのかな…?

 

エストニアはヘイトスピーチを法律で規制していますのでご注意! - エストニア共和国より愛をこめて

 

数年前に、在日韓国人に対するヘイトスピーチデモが起こった時に、それを規制する法律が日本になかったことにショックを受けたのですが、ヨーロッパの国々にはやはりちゃんとあるんですね。さすがです。日本でも早く当たり前になるといいなぁ。